この頃、朝の室温が20度を切るようになってきました。
8月に暑くて暑くて、朝から「26度」なんて温度計を見てうんざりしていたのが嘘のようです。
もう少ししたら、朝晩ストーブを使わないとならないでしょう。
先日、読書関連サイトの『本が好き!お気軽読書日記』(管理人さんはもろりんさん)の企画に参加させていただきまして、そのときに松本清張の本についてコメントしました。
そうしたらまた、清張氏の本が読みたくなって、また、引っ張り出して読んでいます。この人の作品は、古代史から時代もの、昭和のころとか、多岐に渡っていますが、私がよく読むのは、昭和の頃のミステリーです。
昭和20年代とか30年代とか、今ではもう「近・時代もの」みたいな雰囲気さえありますが、その頃の社会を今まで自分が読んだ本から得た知識を総動員して想像して読むのがおもしろいのです。
庶民の眼から見たその時代や、出来事を織り込んで再構成された物語は読み応えがあります。
それに、人間の感情の動きは昔も今も変わらないし。
物語以外にも、清張氏の半生記も読み直しましたが、本当に苦労したんだなあという感慨を持ちます。
人は生れる時代も環境も選べないし、その時に自分が考えてできることをするしかないんだ、という思いも湧き上がります。「こうでなかったら」と思っても、変えられないことも多いし。
いろいろな土地へ行ってみたいという憧れは、私もあって、そういうところに親近感を覚えたりします。
清張氏の物語には、日本(以外も)各地が登場して、読んでいると思わず地図を持ってきて、場所を確かめながら読むことも多く、実際に旅行に行けない状況にあっても楽しませてくれます。
本当にいつか、いろいろな土地に旅行できたら、いいなあと思います。
半生記に登場する人物に、清張氏が言われたように、「それがなんになる」と誰かに言われても。なんにもならなくても、未知の土地に、小説に登場するいろんな土地に行ってみたいものです。
(下記の画像はセブンアンドワイ、テキストリンクはアマゾン)

半生の記