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『スタイルズ荘の怪事件』あれこれ

今日は、アガサ・クリスティーの記念すべきデビュー作について少し。この作品は、「名探偵ポアロ」のデビュー作でもあります。

この『スタイルズ荘の怪事件』は、1920年の発表です。つまり、大正9年。この年号を聞いたら、「大昔」とは言わないまでも、「歴史の彼方」と思う人が多いことでしょう。

最初のページで、この物語の語り手であるヘイスティングスが、自分のことを「傷病兵」と言っています。うっかりすると、第二次世界大戦のことかと思ってしまいそうですが、年代を考えると第一次世界大戦のことなので、やっぱり「歴史の彼方」の物語か、と思うかも知れません。


でも、「時代」を感じるのは、そこまで。
あとはストーリーを楽しめます。事件と証拠集めと謎解きと。ストーリーにさりげなく複線が埋め込まれているので、狂言回し的役割のヘイスティングスの言葉に惑わされぬよう、じっくり読んでゆくとおもしろいでしょう。

ただ文章に、ちょっと散漫な印象のところがあります。ポワロの性格描写も、原型はできているものの、中期の作品に比べると「固い」ような印象を受けます。変人めいたところが強調されているような。

でもデビュー作なので、仕方ないと思います。むしろ、デビュー作でこれだけ独特の世界を作り上げたところがすごい、と思います。

このデビュー作の欠点は、NHKで放送されたドラマでは、修正されてました。

ドラマ版の『スタイルズ荘の怪事件』は、原作とは違い、20作目に制作されました。だから、ポワロ役のデビット・スーシェはもちろん、ヘイスティングス役のヒュー・フレイザーなどの俳優たちも、この世界になじんだところで演じているので、原作に比べると、「すっきり」「はっきり」していています。

原作の登場人物も少し削り、テンポ良くストーリー展開してゆくので、これから『スタイルズ荘の怪事件』の原作か、ドラマ(DVDで発売されています)かどちらかに触れようという人は、ドラマが先の方がわかり易いかも知れません。

クリスティーの作品は万人向きではないけれど、イギリスを舞台にした物語が好きな人、ちょっと古い年代のイギリスの風物が好きな人にはおすすめです。
(以下の表紙画像はセブンアンドワイ、テキストリンクはアマゾン)

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スタイルズ荘の怪事件

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名探偵ポワロ[完全版]Vol.11






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